岩野田北まちづくり協議会の活動を、主な事業の中からご紹介します。

岩野田北まちづくり協議会は平成16年10月2日に誕生!!

粟野のまちの真ん中を貫流する「鳥羽川」、長さ80mほどの前方後円墳の鎧塚古墳を擁する「眉山」を望む。
 まちづくり協議会は、平成19年に制定された岐阜市住民自治基本条例に定められた組織です。解説には、以下のような説明があります。
 「地域のことを一番良く知る市民がお互いに協議をしながら、まちづくりを進めるためには、地域における多くの団体・住民が参画し、連携して話し合う場が必要です。 “まちづくり協議会”は、その役割を果たすもので、自治会連合会を単位に、自治会連合会、各種団体、住民有志等で構成される組織です」。まちづくり協議会は、地域からの申請に基づき市長が認定を行っています。

設立に至る背景と役割 ☚クリック
●自治会とまちづくり協議会と市の関係 ☚クリック

三世代交流・夏まつり


「地域の絆の創成」を目標に開催する、高齢者から幼児までの三世代交流の行事です。
 例年、老若男女、多くの皆さんが参加し、交流の輪ができ、楽しい笑い声が響きます。
 しかし、令和元年の12月に新型コロナ感染症が発生、世界中に感染が拡大し、令和2年から3年間は中止となりました。

令和5年 夏まつり

 みんなの笑顔を見たい・・・令和5年8月6日(火)に、4年ぶりの夏まつりが、岩野田北小学校で開催され、多くの人(700人余り)でにぎわいました。暑い中、ご来場いただいた皆さん、会場設営やバザー・ゲームそして交通安全などなど、運営に携わっていただいた自治会・各種団体・ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
▲小学校以下無料のバザーチケットは早々となくなりましたが・・・
▲無料の水風船釣りゲームや・・・
魚釣りや輪投げゲーム・・・
▲綿菓子の無料配布には列が…
▲お化け屋敷は体育館が会場…
▲体育館に空調が整備されて初めての夏まつり。絶叫が響き渡り、涼しさを満喫しました。
中学生ボランティアの皆さんも運営のお手伝い。大忙しのお化け屋敷の受付も手際よく。
心臓マッサージを体験するコーナーもお目見え。
司会者の軽妙なインタビューにノリノリで答える児童たちも楽しそう。
午後6時30分、行灯にローソクが灯され、まつりは最高潮。
▲あいさつ運動やまちづくり協議会のプレゼンコーナー。
あいさつ運動の児童ポスター作品を前に、来賓の柴橋市長に活動内容を説明。
ゴミの分別回収設置し、協力を呼びかけ、広い会場もきれいなまま、まつりを無事終えることができました。皆さんありがとうございました。

過去の夏まつりもちょっと振り返ってみましょう。

▲各種団体による露店は大盛況。体育館の迷路も大人気。
【令和元年8月4日・岩野田北小】
▲地域の歴史文化を伝える…粟野東のお神輿展示。粟野西にも重量感あふれる本神輿
と子ども神輿がありましたが、担ぎ手もなく、維持にも手がかかることを理由に近年継承が断念され、現存しません。ピカチュウの作り神輿は、粟野東子ども会によるもの。【令和元年8月4日・岩野田北小】
▲本神輿の子ども神輿を楽しそうに担ぐ子どもたち。【令和元年8月4日・岩野田北小】
▲お絵かきコーナーも人気。【令和元年8月4日・岩野田北小】
▲私の描いた灯籠は・・・?!【令和元年8月4日・岩野田北小】
▲子どもたち手づくりの行灯が勢ぞろい。体育館ではアニメ映画を上映。
まだ体育館には空調設備がなく、氷柱が運び込まれました。
【平成29年8月6日・岩野田北小】
▲各種団体の露店、老人クラブのゲームコーナーも好評。三世代交流です。
【平成29年8月6日・岩野田北小】
▲夏まつりの運営に参加する岩野田中学校の
ボランティアの皆さんによる事前打ち合わせ。
皆さんありがとうございました。【平成29年】
児童の手描きの行灯(灯籠)がお目見えしました。【平成25年8月10日・岩野田北小】
▲闇に浮かび上がる灯籠に夏の風情が漂います。【平成25年8月10日・岩野田北小】
鳥羽川を会場に開催した時のポスター。【平成19年】

~「この指とまれ」で広がる輪!!~
地域の防犯・防災・絆づくりの基本は・・・あいさつ運動から

 
 あいさつは、地域の絆・交流の始まり・・・まちづくりの最初の一歩とも言えます。
 あいさつが日常的に週間となっている地域は、空き巣や窃盗犯などに対する防犯効果が高まるとのデータもあります。
 子どもと地域が互いに顔の見える関係を築き、地域全体で子どもを見守り、災害に備えた声掛けのきっかけとなります。
 地域の絆、安全・安心な環境を高めるため、子どもも大人も誰もが日常的に参加できる… そんな「あいさつ運動」の輪を地域に広げましょう。
▲令和3年にスタートしたあいさつ運動。児童生徒、一般から寄せられたポスター、標語作品が周知に一役買っています。令和4年度からは岩野田地区とも一緒に運動の輪を広げています。
【令和5年5月26日・粟野台中央公園】

●「この指とまれ」関連記事へのリンク ☚クリック

“ぐるっとバス”・・・地域をつないで走ります

 まちづくりのアンケートで、「地域内の移動手段がなく、買い物や通院に不便」との課題が多く寄せられました。
 この大きな課題の一つを解決する取り組みとしてコミュニティバスの導入に積極的に取り組み、平成30年7月日に、岩野田地区とともに、コミバス運営協議会準備会を設置、翌4月15日に岩野田・岩野田北地区コミバス等運営協議会を設立しました。同年9月2日に試行運行、令和4年4月1日に本格運行に移行しました。
 コロナ禍も乗り越え、年々利用者は増加し、地域のご協力のもとに、今日も地域をぐるっと巡ります。(日・祝日・年末年始運休)

▲令和元年9月2日に試行運行を開始して以来、年々利用者数は増加。地域の大切な移動手段としてすっかり定着しました
▲雪にも負けず、安全運転。(令和3年12月28日)

地域の安全活動

▲青パト隊の事前講習会【平成29年6月10日・岩野田北公民館】
▲命の危険をもたらす通過交通に関する市との合同現況調査。途中、お会いした見守り隊の皆さんの活動に、ありがとうございます改めて感謝、ありがとうございます【令和5年4月13日 7時36分】

●「安全活動」関連記事へのリンク ☚クリック

環境部会が活動を開始

 令和3年度に部会を新設後、新型コロナ感染拡大により活動に着手することができませんでしたが、5年度に入り6月10日、第1回環境部会を開催し今後の活動について協議しました。
 活動内容については、今後順次ご紹介していきます。
 また、鳥羽川堤の植生調査を今年度取りまとめることとし、原案が示されました。今後、寄せられる情報を集約し、今年度末には第1次報告書を取りまとめる予定です。
 

●鳥羽川(粟野)の植生 ☚クリック

●「環境活動」関連記事へのリンク ☚クリック

健康・探訪ウォーキング

 「健康づくり」と「交流」そして「地域探訪」などを兼ねたイベント。多目的の効果的・効率的なまちづくりの手法が取り入れられています。「三世代交流」や「プロギング(ゴミ拾いを兼ねる“ながら運動”)なども今後は計画したいですね。
 秋の三田洞弘法を訪れたときは、紅葉のトンネルの下を歩きました(令和元年11月24日)。
▲粟野には野仏さんが多く見られます。旧家に祀られた石仏を見ながら、畜産センター公園へ向かいました(平成29年12月3日)。

コミュニティ・コンサート

平成16年に第1回が開催されて以来、身近な場所で生の音楽に触れる機会を提供する岩野田北コミュニティ・コンサートには、地区外はもとより、市外から訪れる人も多くみられます。岩野田北公民館を中心にシャンソン、三世代コンサート、クラシック、フォークなど、年4回から5回開催しています。文化に親しみ、地域の交流を深める貴重な場となっています。
 写真は、“地域を知ろう、みんなで歌おう!!”をテーマに「伝え話&歌声ひろば」。第1部では、長沢由彦さんが、岐阜のつたえ話「三田洞のうんか送り」を初演。第2部では、懐かしの歌のほか、「岐阜市巡覧唱歌」(明治22年)、「岩野田村巡覧唱歌」(明治44年)を集まった参加者全員で熱唱しました(平成31年3月20日・岩野田北公民館)。

専門部会を設置

平成29年5月21日定時総会(岩野田北公民館)で、活動を組織的かつ効果的に推進するため、総務部会、事業部会、青パト部会、広報部会の4つの部会の設置が承認されました。(その後、令和3年度に、総務部会と広報部会を統合、新たに環境部会を設置)

●「会議」関連記事へのリンク ☚クリック

まちづくりビジョンを策定

▲10年先の粟野のまちの在り方を見据えた「岩野田北まちづくりビジョン」策定に向け、特別委員会として設置された策定委員会の第1回会合(令和2年7月26日)

住民アンケート、パブリックコメント手続きを経て、翌3年2月に策定作業を完了。「岩野田北まちづくりビジョン~みんなで描く・ふるさと粟野の未来図」~は、3月に市に提出されました。

●「まちづくりビジョン策定」関連記事へのリンク ☚クリック