“1人の100歩より、100人の1歩!!”・・・みんなで歩みを進めましょう。

 令和5年度5月時点の「まちづくりビジョン」の基本方針及び達成目標に関する取り組み状況は、以下のとおりです。

 推進は、着手済みで一定の結果がもたらされている事業、
 継続は、着手済みで今後の事業方針などが立案されている事業、
 検討は、今後の方向性を示しています。

基本方針に沿った取り組み

(1)住民と市でビジョンを共有・協働を実践

①「岩野田北まちづくりビジョン」を地域住民及び市と共有
推進 ビジョン要約版を各世帯に配布するとともに、岩野田北公民館に常備。また、ホームページに掲載。
   ビジョンは、市に提出し、承認済み。また、市と各種課題を協議する際には、ビジョン要約版ないし本編を添付。
継続 引き続き推進。 
②地域の住民協働及びまちづくり初動期(提案・研究・モデル実施等)から市と協働
推進 住民の協力・参加 により「コミバス運行」をはじめ具体的な事業を推進。
継続 「この指とまれ」運動をはじめ、地域のまちづくり活動に対する理解・協力・参加を促進。
   通過交通問題など各種課題について、市と情報を共有して対策を今後協議。
③地域の情報を的確に発信
推進 広報紙を発行・配布するとともに、ホームページを開設・運営。
継続 引き続き推進。ホームページのリニューアルに着手。
④まちづくりのノウハウの蓄積・継承
継続 ホームページに活動の歩みを蓄積するとともに、「まちづくりビジョン」を協議会の新委員に配布。
   また、自治会・各種団体の退任役員に委員就任を呼びかけ。
⑤「まちづくりサロン」の開催
推進 気軽に参加し、自由に意見交換できる定例の「まちづくりサロン」を開催。
継続 今後も、出された意見を協議会への提案に取りまとめるなどまちづくりに活用。

(2)効果的・持続的なまちづくり

①役員の負担軽減、事業の多目的化・重点化
推進 協議会に専門部会を設けることで、会長はじめ役員の負担軽減を図る。
   また、健康づくり・交流・地域発見などの多目的事業「健康ウォーキング」実施。
   新型コロナで休止していた三世代交流「夏まつり」を、自治会・各種団体・住民有志など地域連携により実施。
検討 負担を分かち合うとともに、各自の特技などを生かした参加を促進。また、多目的・効率的な事業メニューの企画。
②地域の専門ノウハウを有する団体等との連携・協働
推進 岩野田北公民館との文化・教養活動の共催。
検討 各団体等のノウハウの活用について、まちづくりの事業計画にあたり検討し、必要に応じて協働。
③「まちづくりの芽」の発見と事業活動の検証・改善
推進 地域資源や課題について、「まちづくりの芽」ファイルにまとめ、対応を協議。
   また、「あいさつ運動」をはじめ、事業の実施に当たっては、その活動目的を明示。
継続 引き続き、まちづくり協議会や「まちづくりサロン」での意見などをもとに、課題解決・活用・事業改善を図る。
④楽しく学び合い、育ち合い、持続可能なまちづくりの推進
推進 「この指とまれ」運動の推進、岩野田北公民館との共催事業実施、「まちづくりサロン」」開催など。
検討 まちづくりの事業計画・実施にあたり、住民がやらされ感のないような視点からも検証。
⑤専門部会の再編
推進 総務と広報部会を統合し連携を密にするとともに、鳥羽川等の環境対策のため「環境部会」を新設。
   また、青パト部会を、地域全般の安全を担当する「安全部会」に改称。
継続 引き続き、課題等に効果的な組織を編成。

(3)自治会。各種団体等の連携

①住民・自治会・各種団体等が連携して総合的なまちづくり機能を高める
推進 まちづくり協議会の位置付け・役割の理解を深め、「まちづくりビジョン」を共有し、地域が連携してまちづくりを推進。
継続 引き続き、情報の共有を図り、連携強化を図る。
検討 地域ガバナンスの強化に向けて、自治会・各種団体等の連携のもとに、まちづくり協議会の運営に努める。
②幼・小・中との連携
 まちづくりビジョンの策定にあたって意見を寄せてもらった。「夏まつり」、「あいさつ運動」などを通じ、小・中とも連携。
継続 引き続き、連携強化を図る。
③近隣コミュニティとの連携
推進 コミバスの運行、あいさつ運動の推進、鳥羽川美化活動などについて、岩野田地区と共同実施。
検討 山県市との連携について、必要に応じて検討。
④誰もが主体的にまちづくりに参画できる環境・意識の醸成
推進 「この指とまれ」運動、「まちづくりサロン」など参加しやすいメニューや場を創設。
継続 引き続き、環境・意識の醸成に努める。

(4)「この指とまれ」で広がる輪!!

①誰もがまちづくりに参加できるまちづくり
推進 「この指とまれ」運動(「あいさつ運動」、「はるかのひまわり」、「まちづくりサロン」など)を推進。
継続 引き続き、「あいさつ運動」などを継続するとともに、「ながら運動」として「粟野プロギング」(散歩ついでのゴミ拾いなど)を提唱。「健康ウォーキング」でのプロギングも協議。
②まちづくり提案等、地域のニーズの把握と住民のまちづくり協議会への参画促進、担い手の育成
推進 「まちづくりサロン」の開設により提案やニーズを把握。
継続 「この指とまれ運動」として各自の出来る分野への参加や、得意分野のまちづくり活動のボランティアを募集。
検討 更なるまちづくり活動の役割の分担を検討。

達成目標に関連する取り組み

(1)安心・安全・絆のまち

①青色回転灯パトロールの実施
推進 週1回以上、実施。
継続 引き続き活動するため、青パト運転者講習会を開催。
②災害時対応、交通事故の防止、防犯など命を守る取り組みを地域ぐるみで推進
推進 災害時の対応や防犯など地域の絆づくりが基本となる「あいさつ運動」を推進。
継続 引き続き自治会、各種団体等と連携して取り組みを推進。
検討 通過交通問題に対応するため、現況調査を市とともに実施したところであり、今後、有効な対策について市と協議。
③子どもの安心・安全な環境づくり
推進 「あいさつ運動」を通じた、絆づくりを推進。
検討 通過交通問題、公園整備の問題など基盤整備に関して、市と情報の共有と対策を協議。
④互助・共助による安全確保の習慣づくり
推進 「あいさつ運動」を通じた、隣近所での声のかけ合い、地域の絆づくり。
検討 今後、自治会未加入世帯のまちづくりへの参加について、要検討。
⑤交流機会の創出
推進 三世代交流「夏まつり」の開催、「あいさつ運動」の推進、「文化・教養活動」の公民館との共催、各種団体との連携。
継続 各種団体が主催する一般が参加できる行事をホームページで案内。
検討 自治会・各種団体における活動の紹介、加入促進などの呼びかけ。

(3)健康・快適な暮らしのまち

①ごみ・ふん害対策
検討 公園などにふん害対策の看板は設置されているが、今後、美化キャンペーンなど住民への啓発の必要性と対策を検討。
②移動手段の確保
推進 コミバスの運営に参画。
継続 利便性の向上、地域の協力、利用者の増加を図り、運行を継続。
③騒音・ポイ捨て対策
検討 通過交通問題について、市と情報を共有し、対策を協議。
④健康づくりの推進
推進 「健康ウォーキング」の実施、公民館や各種団体との連携。
継続 引き続き、高齢者の社会参加や交流機会の創出、コミバスによる移動手段の確保などを推進。
⑤高齢者等の家事支援サービスの案内など。
検討 ニーズを把握し、必要に応じて地域包括支援センターや公益法人等と連携。
⑥鳥羽川の環境美化
推進 「鳥羽川一斉清掃」、鳥羽川堤の草刈りなど。
継続 鳥羽川の環境の実態を知るために、まず植生報告書の編纂を行う。
検討 住民に親しまれる環境整備について検討。

(3)人と地域を育むまち

①地域ぐるみで見守る子供の成長
推進 三世代交流「夏まつり」の開催、「あいさつ運動」、「はるかのひまわりプロジェクト」の推進など。
継続 自治会・各種団体との連携。
②三世代交流
推進 三世代交流「夏まつり」の開催。
検討 その他、有効なメニューについて企画協議。
③生涯学習の推進
推進 「文化・教養活動」の公民館との共催。
検討 学んだことをまちづくりに生かす生涯学習メニューの検討。
④まちづくりの芽をみんなで発見・育成
推進 サロンでの提案事業(あいさつ運動など)の推進、ファイルに沿った具体的活動(通過交通対策など)の展開。
検討 ファイルに沿った具体的活動の企画立案。
⑤粟野地区ならではの魅力ある企画をみんなで練り上げる
継続 粟野の歴史などを知る「ふるさと塾」の企画・開講など公民館との連携。
検討 「まちづくりサロン」でテーマとして取り上げるほか、「まちづくりの芽ファイル」に石仏など歴史文化・地域資源を取りまとめ。
⑥郷土意識の醸成
推進 ホームページで岩野田村巡覧唱歌など歴史文化を紹介。
継続 粟野の歴史などを知る「ふるさと塾」の企画・開講など公民館との連携。
検討 「まちづくりサロン」でテーマとして取り上げるほか、「まちづくりの芽ファイル」に石仏など歴史文化・地域資源を取りまとめ。