栽培できません、オオキンケイギク
オオキンケイギクが、鳥羽川や原川の堤防をはじめ、あちらこちらで咲き誇っています。オオキンケイギクは、2006年に外来生物法によって、特定外来生物に指定され、栽培や移動が禁止されています。繁殖力も旺盛で、日本の生態系に影響を及ぼす恐れがあるからです。実際に、岐阜県の木曽川でオオキンケイギクなどの外来植物を除去したところ、カワラヨモギ等の在来種が回復したと言います。しかし、見栄えが良いことや、特定外来種としての認知度が低いため、どんどんテリトリーが広がっています。
駆除を奨励している自治体もあり、自治会で抜き取り作業に取り組んでいる関市の例もあります。岐阜県ではチラシを作成しています。
とは言え、堤防などの急傾斜に生えるオオキンケイギクの除去は、危険が付きまといます。決して無理な作業はしないよう気を付けましょう。