古墳?!・・・情報をお寄せください!!

粟野の古墳と言えば、眉山の山頂の鎧塚古墳がよく知られていますが、岩野田と岩野田北地区には、1,600年ほど前の古墳が、いくつも発見されています。
 粟野西7丁目地内の住居に囲まれた場所に、円形状に土が、こんもりと盛られた場所があります。昔の資料には、この辺りに西粟野古墳群(四ッ塚)の存在が記されています。「高富町の境に沿って延びる丘陵の南、平地へ移行するところに、3基の古墳が分布する。四ッ塚と呼ばれるように、かつては4基あったと言われている」(岩野田郷土誌)と記されています(郷土史の位置図によると粟野台の団地の開発前の山中に位置していますが、記述内容との整合性には疑問があります)。市のホームページにもその位置は特定されておらず、グーグルマップでも記載がありません。この盛り土が、その円墳(横穴式石室)の一つなのかは定かではありません。宅地開発が進むとともに、忘れられ、埋もれゆく地域の歴史。ご存知の方、ぜひ情報をお寄せください。
 盛り土に乞食イチゴが黄色の実をつけていました。複数の都道府県では、絶滅危惧種に指定されている希少種です。粟野でもあまり見かけません。ちなみに、名前の由来は諸説あるようですが、米などを蒸す土器の「甑」とする説が有力です。円墳らしき場所に根付いているのも何かの縁ですね。

▲若竹が天に向かって生えています。古い竹が見当たらないので、どなたかが手入れされているのでしょうか。
▲キイチゴが実を付けていました。その名も、乞食イチゴ。

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