粟野台の団地完成から25年
平成12年(2000年)に粟野台の団地が完成して、はや25年。この間、岩野田北地区にも下水道が整備され、田畑の宅地化も著しく、粟野のまちは大きく変貌しました。鳥羽川の土手の野焼きもなくなるなど住民の共同作業や、「おとりもち」なども少なくなり、コミュニティの在り方も変化しています。また、自治会の加入率の減少とともに、生活道路への通過交通の増加、緑地空間の減少などが顕在化しています。
一方、地域のまちづくり活動は、平成16年に、岩野田北まちづくり協議会を発足させるとともに、令和元年には住民アンケートの結果を踏まえ、コミバス“ぐるっとバス”の運行を、岩野田地区とともに開始しました。
より良い住環境、地域の絆、安心・安全なまちを築き、次の世代へと引き継ぐため、地域の皆さんの意見・提言をもとに策定した地域ビジョンをみんなで推進するとともに、時代や社会変化に応じて変化する地域課題を見逃すことなく抽出・整理(「まちづくりの芽」)し、住民同士で共有し合い、必要に応じた対策を講じていかなければなりません。
まちが良くなることの受益者は、私たち住民自身。地域を良く知る私たち自身が、課題等に向き合い、まちづくりを推進する主体(住民自治)になることが欠かせません。
より良いまちづくりに向けて、地域で話し合ったり、まちづくり協議会(岩野田北公民館のポストに投函)に提案などをお寄せください。
また、岩野田北公民館で毎月第3日曜日午前10時から開催している定例の「まちづくりサロン」でも、地域の課題や解決策について、自由に意見交換しています。皆さん、お気軽にご参加ください。
※ホームページの「街並み」では、地域景観の変化などを記録しています。「昔の風景」のほか、「まつり」、「餅つきなどの暮らし」、「農作業」などの写真や思い出をお寄せください。

