栽培できません!!オオキンケイギク

 堤防沿いを中心に、この時期咲き誇るオオキンケイギク。群生するときれいなため、草刈ボランティアの人も、その場所だけ刈り取らない・・・なんてことも。しかし、在来種に悪影響を与えるため、特定外来種に指定されていて、栽培・譲渡などは法律で禁じられています。
 オオキンケイギクがはびこっている状況は、ともすると環境問題へ関心がない地域ととらえられてしまうかもしれません。自生している個体を取り除く際は、種が飛び散らないよう、根から引き抜いて、ごみ袋に密閉し普通ごみとして処分します(岐阜県のチラシ参照)。しかし、堤防などの危険な場所では、絶対に作業を行ってはいけません。堤防管理者の対応にまかせましょう。
 環境問題と言えば、ヒメジョオンとよく似たハルジオンがピンク色に染まっています。空気がきれいな場所でないと、こんな色にならないそうですから、うれしい話です。一方で、通過交通の激しい道路わきは、排ガスのせいか、白花も見られます。白花は、ヒメジョオンとの区別は難しいですが、粟野・徒然日記(令和7年5月26日)に見分け方を記しています。散歩しながら、挑戦してみてください。

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