コミュニティの再生・・・定例のまちづくりサロンを開催しました
7月20日(日)、毎月定例(第3日曜日午前10時)のまちづくりサロンを、岩野田北公民館で開催しました。
このところ、コミュニティの希薄化が、毎回、話題に上ります。
明日の岐阜市を展望した場合、自治会加入率の減少は、もはや危機的な状況にあるとの意見が多数提起されました。市と地域が真剣かつ喫緊に対策を講じない限り、コミュニティ再生の道は開かれないというものです。
高齢化が進む一方で、農作業やおとりもちなど共同作業が欠かせなかった昔と違い、人と人との結びつきが薄れてきたことが背景にあります。しかし、今一度地域を見回してみましょう、地域の抱える課題は少なくありません。課題に無関心で、解決に向けて行動しないならば、コミュニティはさらに希薄化します。どんな課題があるのか、どうすれば解決できるのかをみんなが共有し、ともに力を合わせて解決することを通じて、地域の協働が実践され、コミュニティの意義がそこに見出されます。地域が良くなることの受益者は、私たち住民にほかなりません。私たちが力を合わせてこそ、地域の環境は向上します。
一方、課題だけではなく、地域の資源を発掘し、愛着を抱き、ブラッシュアップすることも有効な手立てとなります。例えば、徳島市の観光地の眉山に劣らない眉山と山頂の鎧塚古墳も、地域のシンボルでありながら、理解が深まってはいません。鎧塚古墳は、急峻な山の頂に位置する全国でも有数の前方後円墳であることが判明しました。地域はもとより、市の宝になりうる財産です。当面、サロンの場で、その資源価値についての整理を進め、報告することとしました。関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
サロンは、まちづくりや地域の課題、地域への理解などについて、自由に、和気あいあいと意見交換できる場です。
皆さんのお越しをお待ちしています。
なお、8月のサロンは、お休みさせていただき、次回は、9月21日(日)午前10時から、岩野田北公民館で開催です。