鎧塚古墳に眠る主は誰?!

 地域のシンボル、231mの眉山山頂にある前方後円墳“鎧塚古墳”の謎に迫る“学ぶ会”の例会が、21日に開催されました。
 この日は、「美濃国」そして「粟野」の名の由来や成り立ちに始まり、この地域に力を及ぼした有力豪族について話し合いながら、さて、いよいよ鎧塚古墳の主を探しにとりかかり、候補者を絞り始めます。
 また、岐阜市と本巣市にまたがる、全国でも有数の古墳群として知られ、本巣市側が国指定史跡となっている「船来山古墳群」について、市が整備を計画推進していること(会報を参照)、さらに19日、新たに山県市の大桑城が国指定史跡となったばかりであることについても、情報を共有しました。
 次回1月18日(日)は、引き続き鎧塚古墳に眠る主にアプローチすべく、壬申の乱で大海人皇子(後の天武天皇)の勝利に功績があり、旧伊自良村に関連が深いとされる牟義都氏のほか、同じく功績が大きかった現各務原市の村国氏などの有力豪族の実像にも迫ります。
 “学ぶ会”には、地域、年齢問わず参加いただくことができます。お気軽にご参加下さい。毎月第3日曜日午前11時頃から岩野田北公民館にて開催です。

会報3号・7.12.21
▲本巣市の道の駅から望む、全国有数の古墳群を擁す「船来山古墳」(R7.11.4撮影)
▲山県市古城山の山頂には、美濃国守護土岐氏の居館の大桑城の模擬城。南には岐阜市が展望できる(R4.11.18撮影)
▲古城山の山頂付近では、発掘調査が行われていました(R4.11.18撮影)

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