山頂の前方後円墳は全国トップクラスと判明!!・・・我がまちの鎧塚古墳

 標高231mの眉山山頂に築かれた鎧塚古墳。先月のまちづくりサロンで、眉山とともにまちのシンボルとして、再検証したいもの、と話題になりました。考えてみれば、山頂の前方後円墳って、あまり聞いたことありませんよね。
 麓の粟野西の標高24mなので、平地の登山口から山頂までの高さ(標高差)でも207m。この高さで、墳長82mの規模を誇る古墳は、全国に例があるのでしょうか?
 そこで、市に問い合わせてみましたが、その種のランキングデータは、把握していないとのこと。そこで、紹介された全国古墳データ6799件から、墳長82m以上の古墳を抽出した後、標高(差)を確認したところ(大変な作業でしたが)、おそらくは、5本の指に入ることが分かりました。いずれの古墳も、標高差は230m以内と僅差で、急峻な山頂となると、さらに絞り込まれます。
 7月20日(日)午前10時から、岩野田北公民館で開催の定例まちづくりサロンで、調査データなどについて報告の予定です。
 鎧塚古墳は、市内最大規模(墳長115m)の琴塚古墳より古い時代のものです。この貴重な地域の歴史資源について、一緒に話し合ってみませんか?夏の研究課題としても、もってこいの素材ですよ!

▲古代のロマンが山頂に眠る眉山

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