呼吸の力をつける

 公民館の健康講座「呼吸の話」が、8月20日、社会福祉協議会岩野田北支部との共催で開催されました。
 20代で4リットルあった肺活量は、70代では2リットルまで減少。では、呼吸の力を維持するにはどうすれば良いのでしょうか。
 肺は、自分で動くのではなく、周りの筋肉を使って呼吸しています。そこで、肺の機能を維持するための筋トレなどが有効です。
 以下、講座の一部を写真で紹介します。講師は、げんきの家デイサービスの林優子さん(理学療法士)です。

▲呼吸に関わりのある筋肉が横隔膜・・・腹式呼吸で鍛えましょう(みぞおちの周りにメジャーを当て、吸った時と吐いた時のサイズ差が5cm以上あれば合格)
▲仰向けに寝て、お腹と胸に手を置き、吸った時お腹が膨れ、吐くと引っ込む腹式呼吸。6秒吐き、3秒吸う(10回/セットを朝晩2回程度)
▲周りの筋肉が固くなると息が浅くなるので、胸や首周りをストレッチで軟らかくほぐします
▲吸いながら万歳、吐きながら手を下ろす運動
▲横から手を上げ下げ、吸いながら上げ、吐きながら下げる胸の下の筋肉の運動
▲左右、横に体を曲げます
▲ほんの少しの足の上げ下げ運動(上げるときに吸い、下げるときに吐く)・・・足の筋トレも呼吸を楽にします
▲風船ふくらましや・・・
▲くしゃくしゃになるペットボトルをへこましたり、大声で歌うのも効果あり
▲おまけ・・・「ひざ痛予防の運動は?」との質問に応え、ゆっくり膝を伸ばす方法などを実演

 次回の公民館講座は、9月17日「消費者被害防止教室」です。詳しくは岩野田北公民館☎237-2934(平日午前中)まで。

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