協議会誕生20年・・・「シンポジウム結果報告書」発刊
平成16年にまちづくり協議会が誕生して20年を機に、この春開催された「まちづくり活動の未来を考える」(岐阜市まちづくりサポートセンター主催・メディアコスモスホール会場)の報告書(全59ページ)が、このほど発刊されました。
市内3地区の一つとし平成16年10月2日に発足した岩野田北まちづくり協議会も、今年20周年を迎えました。シンポジウムでは、岩野田北地区の課題やまちづくりの資源の紹介もあり、課題解決や資源活用に向けて、市との協働を進めるためのエリアマネジメントのすすめと都市内分権の推進が提案されました。
法に基づく地域自治区を単位とした「岐阜市都市内分権構想」(平成26年策定)を見直し、構想の基本方針になっている全地区にまちづくり協議会が結成されてから分権を進めるのではなく(法律に基づく地域自治区は、市内全部に組織されることが必要ですが、柳津地域自治区も現在はまちづくり協議会に移行済)、50地区中44地区に組織されているまちづくり協議会の現況を踏まえ、エリアマネジメント手法も念頭に、モデル地区での検証も行いながら、都市内分権の具体的な制度設計に着手するのが一策かと思われます。
地域を知る住民と行政の協働、地域が担う都市内分権の制度設計について、みんなで考え、取り組みましょう。報告書は、岩野田北公民館で閲覧できます。