まちづくりサロンからの提案「市との協働を推進・・・“エリア構想”を描こう!!」

 地域の情報を得たり、まちづくりについて自由に意見を述べ合う定例のまちづくりサロンが、12月17日(日)、岩野田北公民館で開催されました。
 今回、話し合いの中心となったのは、こんな疑問からでした。「コミバスの運営は、市との協働が円滑に進んでいるのに、なぜ、通過交通の問題など、まちづくりの他の課題については協働が今一つ進展がないのだろう」。
 これを受けて、「岩野田北まちづくりビジョンにのっとって、市との協働が必要な課題は何かを今一度整理すると良い」、「同ビジョンの地域自身が進める活動は、ほぼすべて着手している」、「同ビジョンのうち、通過交通など主に基盤整備にかかる中長期的課題については、進展がないため、ここに市との協働が欠かせない」ことを確認しました。
 それではどうしたら良いか・・・「同ビジョンを進めるためには、同ビジョンを一歩前進させる“エリア構想”を近隣地区や市とともに描き、これに基づいて協働してまちづくりを進めることが必要ではないか?!」。地域の基盤整備に関する課題の解決、地域の資源の活用、市の活性化等に係る当地域の将来的な位置づけなどを踏まえた“エリア構想”の策定です。
 “エリア構想”に基づき、市との役割分担の下に地域をマネジメントし、包括的な財源移譲を行うのではなく、より具体的に都市内分権構想を進めるための財源を地域にゆだねる、そんな都市内分権の進め方についても、一石を投じることになるでしょう。
 新年を迎えるにあたり、この“エリア構想”がサロンでの大きなテーマとなりそうです。と言っても、決してむつかしいことではありません。こんな町になってほしい、それがスタートラインです。
 次回は、1月21日(日)10時から岩野田北公民館で開催の予定です。ぜひ、日ごろ感じている地域の課題や、将来への夢などを、持ち寄って話し合いましょう。
 このほか「来年度の新規事業の計画時期を迎えていますが、なんとなく計画し着手するのではなく、なぜその活動が必要とされるのか、住民のニーズ把握も含めてまずは整理すること」、「安全部会は、青パト活動の際に危険個所の把握もお願いしたい」、「協働のまちづくり、住民自治についての理解を深める一方、地域ぐるみで策定した地域ビジョンの着実な取り組みをみんなで進めること」についても、提起されました。

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