鳥羽川の植生
粟野・徒然日記で紹介してきた粟野の草花をベースに、鳥羽川堤の植生を1年間、調べました。ほかにもまだ種類はあると思いますが、令和5年度として報告書にいったん取りまとめました。
調査した中で特筆すべきは、特定外来種のオオキンケイギクや、外来種のナヨクサフジ、ヒサウチソウが範囲を拡大しつつある一方、絶滅危惧種のカワヂシャを数株発見しました。また、マメダオシとみられる寄生植物も生息していましたが、外来種のアメリカネナシカズラとの見分けが難しく、再確認が必要です。
鳥羽川の植生が、10年後、20年後には、どのように変化をもたらすのか、比較する上で参考になると思います。また、堤防沿いの花を楽しむまちづくりを企画をする上でも、活用することが期待されます。
今後は、宅地化の進む路傍の草花についても、取りまとめられると良いですね。
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