一番古い地蔵様

 伊自良街道沿いの彦坂トンネルの手前(粟野西8丁目西山)にあって、その昔、旅人が同中の無事を願ってお祈りしたという地蔵様が、八幡神社の境内にお目見えしました。この春、「コミバス通信」13号の特集に掲載しようと現地を訪ねても見つからなかった、岩野田・岩野田北で最も古い貞享元年(1684年)に建立された地蔵様です。
 300体以上があるという石仏に見守られてきた岩野田地域ですが、いつの間にか、風化しかねない地域の文化。これからは、私たちも、石仏を見守っていきたいですね。

▲普段は人影の少ない境内。お花が供えられています。

▲鳥居の右手奥に建立されています。右に見えるのが、産出石(男石と女石)で、初宮参りのとき、この石の上に子供を乗せれば無病息災、元気に育つとのこと。男子は男石に、女子は女石に乗せるとか。

▲藤が見ごろでした。

▲八幡神社参道

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