「社会的孤立」は認知症の引き金に(約4割増)…“ふれあい・いきいきサロン”で交流しませんか?

 岐阜市が行う介護予防の一環として各地区で行われている“ふれあい・いきいきサロン”は、「無理なく・気軽に・楽しく、健康的で生き生きとした生活」を応援する活動です。岩野田北地区では「わかくさ同好会」(東粟野公民館・毎月第4月曜日10:00~)と「お茶飲み会」(岩野田北公民館・毎月第2火曜日10:00~)の愛称で、毎月2回開催しています。
 長寿科学振興財団によれば、平成5年から10年をかけて、約12,000人を対象とする調査を行った結果によると、同居家族以外の人との交流が月1~週1回未満の頻度だと、要介護2以上の認定となるリスクが1.4倍と高くなり、認知症を発症するリスクが1.39倍になり、これに加えて、月1回未満の交流頻度では、早期死亡が1.34倍になることが報告されています。いわゆる「社会的孤立」を防ぐためには、意識して交流に努めたいもの。
 「わかくさ同好会」は、談笑、手作りのゲーム(ダーツ、輪投げ、サイコロゲームなど)や歌唱など賑々しく行ってきましたが、コロナ禍のこの2年間は、歌も歌えず、談笑も控え気味、ゲームも1回だけ、誕生会もハッピーバースデーを歌うこともできませんでした。そこで、社協コーディネーターや包括センターの皆さんによるコグニサイズ(認知症予防体操)を主に行ってきました。
 この5月23日の「第2回わかくさ同好会」では、岩野田北支部事務局委員・福祉委員の神谷さんが、グーチョキパーなど身体体操、頭の体操(脳トレ)、そして口の体操(①唾液腺マッサージ、②舌の体操、③パタカラ体操、④嚥下体操、⑤早口ことばなど)を、ほぼ1時間にわたって行いました。この後、今年度から岩野田北支部担当になった新人の中井コーディネーターが「漢字クイズ」でデビューし、最後は誕生会で締めました。1年間お世話になった森田さんは副担当で応援していただいています。
 6月14日(火)の「お茶のみ会」、6月27日(月)の「わかくさ同好会」で、「食改さんの話」が再開します。ご期待ください。
 早くコロナが収まって、以前のように歌唱も楽しみたいですね。
 コニグサイズもやってみると、あっという間に時間が経ちます。ぜひ、楽しい時間をお過ごしください。

手前が神谷さん、カメラを構えている方は中井さん、手を伸ばしている方が森田さんです。
輪投げ(2021年11月のわかくさ同好会)などのゲームも盛り上がります。

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